神のみぞ知るセカイ

 


Ribbon Revolution終演コメント
皆さん、こんにちは!中川かのん役、東山奈央です。
1stコンサート、無事終了致しました!本当にありがとうございました!
応援して下さった皆さんに感謝の言葉を伝えたくて、こうして再びコメントを出す機会をいただきました。

最初にソロコンサートのお話をいただいたのは、去年の夏。
「10曲以上歌える?」と聞かれて、
「かのんちゃんのレコーディングは全力で4時間歌いっぱなしなので、きっと大丈夫です」
と答えた私。今思うと、とても勇敢でした。

それから10月。ラフォーレ六本木で2度目のライブがありました。
そこで1stコンサートの発表をしたとき、皆さんの反応がとても嬉しかったのと同時に、もう引き下がることは出来ないぞ、と思いました。「言っちゃった、言っちゃった!」という感じでした(笑)でも、皆さんがかのんちゃんの歌をもっと聴きたいと思って下さっていることを肌で感じて…とても幸せでした。私の生きがいでもあります。
そして、ライブの次の日から、コンサートに向けて歌詞を覚え始めたのです。

もともと、無類の練習好きな私ではありますが、コンサートのための歌やダンスの練習は、苦しいことなんて1つもありませんでした。練習が楽しくて楽しくて仕方がないのです。
気付けば歌っていて、歌詞が自然と入ってきたり。
気付けば踊っていて、駅のホームで怪しまれたり。
生バンドや振り付けの合同練習も、毎回何かを得られるのが嬉しくて、いつまでもこの時間が続いたらいいな、と思いました。

ところが、雪の日。
私はあろうことか滑って転んで、膝を痛めてしまいました。
一部の方は風の噂でご存知のようなので、正直に打ち明けます。大した怪我ではありませんでしたが、私の心を沈ませるには十分な衝撃でした。その日履いていたレインブーツは、もう怖くて履くことが出来ませんでした。今思うと、コンサートはすごく楽しみだったけれど、やっぱり不安な気持ちも隠れていたんですね。

神様はなんて意地悪なんだろう…。
そう思った私に、マネージャーさんは言いました。
「きっとこれはちょっとした試練ですよ」
そうだ。私は、皆さんの大きな愛に、大きな夢を届けることで応えると決めたじゃないか。
私は再び自分を取り戻しました。

当日。
精一杯頑張ってきました。普段よりちょっぴり自信もありました。
声もちゃんと枯らさなかったし、もう膝も痛みません。
ステージに立つメンバーもスタッフさんもいるから、怖いものなんてありません。
みんながいるから、怖いものなんて何もありません。
本当に温かな時間でした。
皆さんの笑顔や声援、コール&レスポンス、有志の方のコール本、たくさんの黄色いサイリウム…中にはゴミ拾いまでして下さった方がいるとか。皆さんの思い1つ1つが、アニメの中にあった夢を現実にして下さいました。
こんなにも愛がある、優しい人々が集まる場所にいられたことは、私の誇りです。

皆さん、本当に本当にありがとうございました。
バンドメンバーの皆さん、ダンサーのお二人、たくさんのスタッフさん、マネージャーさん、
お母さん、若木先生、かのんちゃん、本当にありがとうございました。
私、本当に幸せです。

さて、今日もお仕事です。
私の大好きな時間が始まります。
今日は雨が降っています。履いていくのは、あのレインブーツ。
でももう怖くはありません。
転んでも立ち上がることが出来る自分だと分かったからです。
今日も「大きな夢」の欠片を紡ぎに…

行ってきます!

中川かのん役 東山奈央